人は誰もが出逢いと別離を繰り返して生きている。
今この人生で一番大切な人は前の人生で一番大切だった人。
過酷な運命によって引き裂かれても次の人生で必ず出逢う人。
姿や身分が違ってもどんな時代にどんな場所で生まれ変わっても、
幾千もの針の穴をくぐるような偶然が重なって必ずいつかどこかで­­­­廻り逢う人。
体が朽ちても命は消えないから。命はずっとそこに在るから。
命はすべてを覚えているから。だから最愛の人には必ずまた逢える­­­。
それが真実であるという証明は出来ないけれど真実でないという証­­­­明も出来ない。
それを信じることで少しでも希望を見出せるなら、前を向い­­­­て歩き出せるなら、
今私達に出来ることは「いま」を精一杯生きるということ­。  

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